お盆はお墓参り。店舗はお盆も平常営業なので、定休日を利用して毎年早目の墓参りに出かける。お墓は京都の北部なので中途半端に遠い。そんな訳で今年も実家に寄って親族をピックアップし大津→山科→五条と西へ快調に走っていたのであるが、西大路を過ぎた辺りから渋滞が始まった。「まだシーズン前だし大した事はないだろう」なんて気楽に思っていたのであるが、益々渋滞は酷くなりほとんど車は動かなくなってしまった。「この先に京都霊園があるからな、お盆休みも分散型でお参りに来る人で溢れているんだ、たぶん・・・」とは思ってみるものの、それにしては酷すぎる。そして京都縦貫の入口付近まで来たところで原因が判明する。ちょこっとした事故である。「こ、こんな事故のためにこの大大大渋滞!!オレの時間と労力を返せー!!」と叫びながらガラガラの京都縦貫を北へ北へと走り抜け、無事に墓参りを終えた。帰りは京都市内で遅い昼食をとり、実家で親族を降ろして「あの渋滞で疲れたからこのまま帰るよん」と我家のくつろぎのリビングを目指して野洲へ向かったのであるが、時間はちょうどラッシュタイム。要所々はこれまた渋滞。「フン!あの渋滞に比べれば可愛いもんだ、ヘッヘッヘー!」と余裕をかましてようやくフラフラと野洲に帰り着くと、仕事を終えた嫁からメールがはいった。「精米に行きたいので駐車場で待ってるよー」と。そのまま部屋には上がらず米と嫁を乗せて精米所へ。「今日は疲れたから晩御飯は外食にしよう」ということになり、精米所を後にして8号線をヘロヘロ北に走り、近江八幡市内で夕食タイム。「お腹パンパン!さー帰ろう」と帰路の途中で嫁が「明日は粗大ゴミの日だから帰ったらすぐ粗大ゴミ出しよ」と、ウーン疲れたなー、まだまだリビングでゆっくりくつろげそうもない。そして我家にようやく到着。早速、粗大ゴミをまとめて嫁と2人でバルコニーの非常扉から搬出してゴミ置場へ運んだ。さぁー用事は全部終った!ようやく休める!リビングだ!ルンルン♪と玄関のカギを開け扉を開けると・・・『ガシャン!』とドアの内ロックがかかっている。どうやら嫁が無意識の内にロックをかけたようで中に入れない!バルコニーに通じる非常扉は外からは開けられない。こ、困った!状況的には夫婦2人、部屋の外に孤立してしまった状態である。「え、えらいこっちゃー!どうするー!」となって、何とか中に入る方法はないものかと考える。管理人さんはとっくに帰っていて非常用扉のロックを解除してもらうことはできない。管理組合の理事長さんに連絡して解除してもらうのもマンション全てのセキュリティを解除しなければならないので、こんな夜中では百数十世帯に迷惑がかかる。「どうしようーどうしようー」と車で野宿を覚悟したその時、嫁がひらめいた。「上階の家に頼んでバルコニーの非常用ハシゴを下ろしてもらえば?」な、なる程!もはや方法はそれしかなさそうだ。まさにファイナルオプションである。さっそく上階のお宅へ事情を説明したところ快く協力を申し入れて下さった。いよいよミッション開始である。非常用ハシゴの蓋をオープンすると、すぐ真下に懐かしい我家のベランダが見える。そしてマニュアルに従い収納式ハシゴを降ろす。準備完了だ。でも結構上階なのでベランダの手摺越しに外の景色が見える。「メッ、メッチャクチャ恐い!や、やめてもいい?」「ダメ!降りなさい!」「ハ、ハイ・・」とユラユラ揺れる頼りなさそうなハシゴを、景色を見ないように一段一段慎重に降りて行き、ついに無事我家のベランダに降り立つことに成功した・・・思えば何て長い一日だったのだろう。我家のリビングがこんなに遠い一日になるとは思いもしなかった。ムムム、これはきっとご先祖様達のスペシャルサプライズだったのではないかと勘ぐりながら、やっとこさリビングでくつろげた店長なのであったとさ!以上、店長のお盆顛末記でした!ちなみに翌日、上階のお宅へ不二家のケーキを持ってお礼に伺ったのは言うまでもない。。。チャンチャン!!